思い出す必要もないくらい覚えてる

推しに捕らわれたアラサー女

11/5(日) ミュージカル刀剣乱舞 つはものどもがゆめのあと 観劇

連続のブログです。忘れないうちに観劇記録をつけておこうと思います。前回の早朝の記事に、反応たくさんいただいてありがとうございます!嬉しいです!

 

【タイトル】ミュージカル刀剣乱舞 〜つはものどもがゆめのあと〜

【観劇日時】2017年11月5日(日)マチネ

【会場】TOKYO DOME CITY HALL

 

感想ですが、がっつりネタバレ&個人の感想を書いていますので、お気をつけ下さい!

 

 

では書きます。 

 

<観劇前>

キャストが発表になって、三条(without石切丸)と源氏!で、人間組は阿津樫山続投?!え?!また義経さんなの??どうなるんだろう?と思いました。サブタイトルから、奥州平泉・藤原氏がメインなの?とは思いましたが、でも、どうするんだろう、というのが真っ先に出てきました。

でも刀ミュ皆勤勢なので(数回づつですが)、絶対観たいと思い、プレミアム先行やらなんやら応募しまくりました。結果、1公演ゲットです。京都も行きたかった・・・。

 

<当日 開演前>

4日の深夜に地元を出発し、夜行バスで東京まで。早朝に駅につきましたので、お化粧やパウダールームがあるカフェラウンジへ行きました。初めて行ったのですが、30名近い女の子たちがお化粧やコテで準備をしている光景は圧巻でした。戦場へ向かう前の準備みたいだった。みんなここからそれぞれ向かっていくんだなとなんだか感動していました。みんな可愛い!

その後は朝ご飯を食べに行き、少しゆっくりしてからTOKYO DOME CITY HALLへ!初めての場所だったので、迷うかなーとも思い。結果、全く迷いはしませんでした!分かりやすいね!!で、物販列に並びました。寒かった・・・。途中で物販とガチャ列に分けられたので、ガチャ列を選びました。推しがいない今回はパンフとペンラだけ買う予定でしたので、会場内でいいかなと思ったので。ガチャは4回回しました。結果・・・4つとも三日月さんでした。びっくりして、開封してくれるお姉さんも笑ってました。わたしも笑いました。その三日月さんは全員お嫁にいきました。手元に残ったのは、石切丸缶バッヂ×3、膝丸キーホルダー×1になりました。やったね!石切丸、オクでも高騰しているので嬉しかったです。膝丸は、今回の公演内だと高野くん演じる膝丸が一番好きなので、嬉しかったです。

その後軽めにお昼ご飯を食べて、入場です。無事にペンラとパンフレットもゲットし、自席へ。第一バルコニーだったんですが、意外と近くてびっくりでした。もっと遠いかなと思い、一応オペラグラスも持っていったのですが、なくてもいいかなと。結果、使ったんですけどね!

 

<観劇 1部> ※台詞は雰囲気です。うろ覚えの所もあります。すみません。

結果からいきますが、、、、、わたしは好きな脚本です。でも賛否は分かれるだろうなと感じました。

想像通り、奥州平泉の部分や源平合戦、一の谷の戦い、壇ノ浦の戦いなど、阿津樫山の時よりも長く、源氏の歴史を観れるお話でした。

最初の本丸のシーン。小狐丸と三日月、今剣と岩融が登場し、新しい男士が来たと聞きます。髭切と膝丸。対峙した今剣は「はじめまして!」と無邪気に挨拶をします。この本丸の世界線では、今剣と岩融の歴史上の存在は不明、ということなんでしょうか?と感じました。そして出陣。その後、第一部隊の6人は源頼朝源義経を守るべく、2手に分かれることにします。三日月・今剣・膝丸組と小狐丸・岩融・髭切組です。小狐丸はこの組み合わせに不服そう、岩融は心配そうな顔をしています。小狐丸は髭切・膝丸が主からの密命を受けるところを目撃してしまったためで、岩融は今剣が心配だったからでしょう。先の阿津樫山の戦いのように、義経公を慕うあまり、傷ついたり暴走したりしないか不安という感じでした。

しかし三日月にうまく言いくるめられ、三日月たちは奥州平泉にいる義経のもとへ、小狐丸たちは頼朝のもとへ向かいます。

何度か遡行軍の攻撃はあったものの、頼朝と義経は再会します。兄弟の再会、泣けました。どうしてここから頼朝は義経を憎むことになるのでしょう。藤原泰衡も平泉であんなに義経を慕い、大切にしていたのに、どうして義経を追い込んでしまうのでしょう。そんな不穏な未来を変えたくなるようなお話でした。

そして、源平合戦が始まります。見事源氏の勝利。その立役者は義経です。喜ぶ頼朝、そこへ現れる三日月宗近・・・・。そして放った言葉が「友よ、優秀な弟とそれに怯える兄の話をしよう」(ニュアンス)。その後、頼朝は三日月の術(?)によってまどわされたようです。小狐丸と対峙したときに、うわごとのように「九郎と戦いたくない。やめてくだされ、三日月殿・・・!」と叫びます。

その後は歴史通りです。逃げる義経と弁慶勧進帳のシーンもありました。それを三日月は岩融に見せるんですよね「優しさとは何か」を気づかせるために。守るだけが優しさじゃない。傷つかないように、遠ざけることも優しさじゃない、そんなシーンでした。

そして奥州平泉へ。藤原泰衡と三日月が一緒に座っています。「友よ」また三日月が語りかけます。そして、義経を殺さねばならないことを話し始めます。拒否する泰衡。三日月は、義経を殺さねば、戦乱が続き、血で血を洗う争いが起こる。義経が望まなくても、担ぎ上げるものがいる。【そうなった歴史もみた】、と語ります。沈黙から、納得する泰衡。わたしの役割なのですね、と一言。ここはもう涙腺が崩壊しました。刀ミュは個人的には己の役割を果たす物語だと思っているのですが、ここでくるかと・・・!

そうして最期、泰衡は義経を追いつめます。もうここまでかと観念する義経。歴史ではここで義経は自害して歴史からいなくなります。阿津樫山では自害ではありませんが、「源義経は死んだ」というラストです。

つはものではどうかというと、三日月が逃がします。源義経は死んだ、逃げろ、遠くへ、と言い逃がします。

そして最後、本丸のシーンです。自分の存在が不明確だと分かり始めている今剣、主に修行に行きたいと伝えます。そして修行道具や旅装束を身にまとい(ゲーム通りでした!興奮しました)、旅にでます。そうして一部終了です。いつものようにエンディング曲から、勢揃いでお辞儀、という流れはありませんでした。

かなりがっつりネタバレ書きました。苦情は・・・受け付けません。すみません。

 

ここからはそれぞれの役に関して思うところです。

三日月宗近

一人で抱え込みすぎ!もっと周りを頼りましょう(連絡帳風)。

まずほんと一人で動きすぎです。歴史を正しい流れにするために、人を惑わしたり説得したり・・・。違う歴史も見たような台詞もあったので、歴史が変わってしまった未来を見たこともあるのでしょう。そうです、わたしたち審神者は何度も同じ時代に刀剣男士を送りこんでいます。時には少し歴史が変わってしまって、大きな流れの中では良くても小さな出来事が変わったりしたことはあるのかもしれません。でもそれを一人で引き受ける必要はないはずです。もっと周りも主も頼ってほしいです・・・。髭切の台詞で「三日月は、欠けている所も三日月なのかな?どこか違う所を照らしているのかな?・・・・それともただの闇なのか。」という台詞がありましたが、最後は主に「三日月は欠けているところも三日月だったよ。」と報告しています。心配しなくて大丈夫、と髭切は判断したのでしょうね。

【小狐丸】

あなたは真っすぐなままでいてください。

小狐丸も伝承の域を出ない刀です。だからか、今の主を絶対的に慕い、信頼している感があります。良くも悪くも純粋なんですね。今回の劇中で一番憤りを感じていたのは小狐丸かなーと思いました。新参者に密命を託す主、理由は分からないが裏で暗躍している三日月・・・それが後半爆発し、三日月と切り合います。「任務を逸脱している!」「あなたがしていることは歴史修正主義者と変わらない!」という叫びがつらかったです。最後、髭切を通じて三日月の心を知り、納得はしないが理解はする、というような心情に落ち着いたのかなーと思いました。「主は知らなくていい、顔を曇らせたくない」という気持ちは一緒ですもんね。

野生ゆえの荒っぽさも垣間見え、一番阿津樫山から変わったキャラクターかもしれません。髭切を腰に差した頼朝を2発も殴ったら(不可抗力)、髭切に「きみって案外荒っぽいんだね」と言われても仕方ないかと。

【今剣・岩融】

かわいい子には旅をさせましょう。

岩融の保護者感がすごかったです。口を開けば「今剣を傷つけないでくれ」。そりゃ源氏の二人も「傷つける気なんてないよ。仲間だよ?」とも言いたくなりますよね。阿津樫山でたくさん泣いて悩んだ所を見たからでしょうか。それとも、自分たちが存在していない世界線だと気づいているからでしょうか。やたらと守りに入っている描写が多かったです。対する今剣は強かったですね。自ら隊長を志願したり、義経公に「(今剣は)聞いたことのない名だ」と言われても折れませんでした。最後は修行にも行きますしね。とても成長を感じました。

【髭切・膝丸】

兄者は隠れ高学歴。

ゲームと同じようになかなか膝丸の名前は出てこないようでしたが、随所に偏差値高そうな言葉や動きがありました。最後の最後で呼んでもらえてよかったね、膝丸。三日月と小狐丸の切り合いを「そこまで!」と止めた、あの言葉の温度は素晴らしいと思いました。二十歳そこそこで出るのか?あの迫力。正直、誰が言ったか分かりませんでした。すごい役者さんだと思いました。膝丸は可愛かった、うん、ずっと可愛かった。好き。この二人はアクションはすごかったです!かっこよかった!

【人間組

久しぶりの人間組の方々。みなさん最高でしたね。新頼朝さんも、阿津樫山の頼朝さんともまた違い、迫力がありました。衣装の色も紫なのが泣けますね。阿津樫山頼朝さんはメインカラーは青なので、それぞれ個で見てくれているんだなーと感じました。相変わらずお美しい荒木さん演じる義経公・・・・。めっちゃオペラグラス活躍しました。特に、壇ノ浦の戦いの後の義経公が、兄の頼朝にどうやって報告しようか考えている時は可愛かった!「見てくだされ兄上!こうやって九郎はひらりひらりと・・・・」と練習しているのですよね、ふふふ、可愛い。ちなみに相手役の平教経はアンサンブルの岩崎さんという方がやられています。アンサンブルなんですが、すべてのミュに出ていらっしゃるのでミスター刀ミュと呼ばれ人気のある方です。劇中では敵薙刀を演じてみえます。とてもスタイルがよくかっこいいので、ぜひチェックしてみてください!その後、頼朝から手紙が届きます。誇らしげに手紙を手にした義経公。みるみるうちに表情が変わります。「鎌倉入ることはならん」との手紙。悲しみ、混乱、怒り、困惑・・・と変わるのですが、本当に荒木さんの演技がすばらしい!!!!オペラグラス万歳と思いました。

最後に弁慶とどこかへ逃げるシーンも、客席に降りてからはけていくのですが、ぼろぼろのメイクに甲冑なんですが、本当に神々しく、涙が止まりませんでした。今回は「逃げ延びる」というラストでしたが、こうやって伝承が作られるのかなと思いました。義経生存説はたくさんありますもんね。

そして、とても好きなんです、藤原泰衡役の方!!義経公を慕い、一緒に挙兵するとまで言いましたが、友である三日月との話の末、自分の歴史上の役割を全うしようとする。あぁこの人も歴史を守る一人なんだ、と思いました。

そんな人間組の魅力も、刀ミュの魅力の一つだと思います。

 

うわ、長い・・・・ここまでが1部です。

 

<ライブ 2部>

マント・・・今回は白ベースです。ひらひら多め。正直に言うと、スターウ○ーズのジェ○イみたいだと思った(全く隠れていない)。ワンピみたいで可愛かった。

  • 1曲目 三日月ソロ

1曲目がソロって初めてですね。すごーーーーーくかっこよかったです。三日月推しの方は今回良いですね。しんどいけど、おいしいです。ほんとおいしい立ち位置もらってると思います。レートも上がるわ、こりゃ。

  • 2曲目

全員で踊るダンスナンバー。この曲!!!!!!めっちゃ好きです!!!!!!刀ミュの曲はハマる曲多いんですが、ほんと好きだった、配信かCDはよ・・・・(毎回言ってる)。膝丸かっこよかった。ほんとかっこよかった。あやうく浮気する所だった。

 

  • マント脱ぐ&MC

安定の今剣ちゃんの第一声から。可愛い・・・・。毎回新キャラは戸惑ったり、恥ずかしがったり、帰りたがったりするんだけど、髭膝の二人はスムーズに自己紹介。すごい!と驚くみんなに「加州清光に教わったんだ」と二人。単騎ネタにも触れていましたね。

禊がなくなり、コールレスポンスになりました。今回は、小狐丸「大きいけれどー?」審「小狐丸ー!」でした。左右に分けてやりました。これはこれで楽しい、と脳が言っていたので、だいぶやられていたと思います。

マントを脱いだ後は着物のような、ちょっとモンゴル衣装のような、お袖がゆったりとした衣装になりましたね。素敵です。わたし、2部の第2形態の衣装が大好きマンなのですが、今回は義経モンゴル生存説からのイメージかなと思いました。ちょっと大陸っぽさのある衣装なんですよね。ちなみに幕末はロック調。武士の時代が終わり、新しい時代が来るお話だからでしょうか。みほとせは王子様風。みほとせは1部が子守歌で終わるので、勝手に眠りの森の美女イメージかな、なんて思ってました。2部がいばらに囲まれた舞踏会みたいな雰囲気から始まるんですよね。まぁ間違いなくわたしの王子様(つばささん)フィルターはかかってると思いますがね!!!!!キモイ。

  • 3曲目

髭膝デュエット。ちょっとめっちゃかっこいいんですけど・・・・!?お歌もうまいし!!!!若さ溢れるスピード感のある曲調で、二人によく合っていました。髭切役の三浦くんはバレエの経験を惜しみなく見せてくれ美しかったし、膝丸役の高野くんはキレッキレのアクロバティックなダンスでかっこよかったし、完全にペンラを振り続けるロボットになりました。源氏万歳!!!!!!

  • 4曲目

小狐丸ソロ。うえーーーかっこいい(何度目)。「天使と悪魔が」という特徴的な歌詞がめっちゃ印象に残ってます。バックで踊る源氏もよかったよ。。。

  • 5曲目

全員曲。アップテンポなラブソングって感じでした。「抱きしめたい」なんとかなんとかと言っていました。いい曲。客降りありで、第一バルコニーには岩融さんと三日月さんがきました。美しい・・・・・・

  • 6曲目

歓喜の華。和太鼓演奏を少しはさんで歓喜の華です。もうこれは正直に言いますが、あまり覚えていません。膝丸の腰がエロかった(おい)のは覚えていますが、他事考えていました。だめなんです、この曲は。どうしてもみほとせの石切丸さんが出てきてしまって。振り付けも一緒だったので、ほんとに思い出してしまって泣きそうでした。石切丸さんのパートは三日月さんが歌うんだ、とかそればっかり考えてしまって。全く泣く曲ではないので、全力で我慢しましたが、きつかったです。なんだろう、何の感情なんでしょうか。懐古?わかりません。だれかこの感情分かるかたいたら教えてください。

  • 7曲目

岩融&今剣デュエット?人間組もアンサンブルさんもかなりノリノリで楽しい曲だった!弁慶さんの「俺の酒がない!」めっちゃよかった。

  • 8曲目

締め。刀剣乱舞。この曲やっぱり好きだなー!!!

 

ということで・・・・・・・ダラダラと書きましたが、結論!!!やっぱりわたしは刀ミュが好です!!!!見たことない方でこの感想を読んで見てみようかなと思われた方は、ぜひ見てみてください。

らぶフェスが今から楽しみでしょうがないです!!!

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。6000字超えたの初めてです。レポートかよ・・・。